介護保険の住宅改修 その2
◉業者によって料金が違うのはどうして?
手すりの1〜2本程度の工事であれば正直どこに頼んでも料金的には変わらないと思う
しかし大きな工事になると話は別で
介護保険を使った工事だからと言って
その料金は介護する人のように優しく奉仕の気持ちを忘れずに(^^)
というわけにはいかない
詳しくはわからないが
○工事をする以上
・部材
・人材
・工事で出たゴミの処理
・機械?
とか色々な物が必要で
それらは業者によって入手ルートが違う
自分のところで持っているところもあれば
そうでないところもあるからだ
◉業者のネームバリュー?
またネームバリューは大きい
ブランド物が高いのと一緒で有名で品質の良いものは高い
工事には要介護者の命がかかっているため
例えば適当な工事で手すりが外れるなど決してあってはならない
この評判はケアマネがよく知っている
◉結局のところどうやって選ぶの?
「お金に余裕があって、どこに頼んでもしっかりした仕事をしてくれればいいよ」
という方はケアマネと相談して大手に任せるとよい
しかし
「少しでも安く済ませたい」
「もちろん安全性は重要だ」
という方で時間的猶予がある場合は
相見積もりは必須
ただし
※介護保険の住宅改修工事の実績があり
福祉用具などのレンタルも併せて行なっている業者を選ぶべき
その方に合った体の動きを理解したうえで
施工してくれるため
安全性や使い勝手は高い
ケアマネは必ずしも
病院の理学療法士のように人間の体の動きを熟知しているわけではないため
業者に任せきりになり
施工した後にその方の体に合わず
事故につながる危険性もあるからだ
私は常にそこを意識している
安くて早くて使えないでは意味がない
◉改修工事の前の家屋調査
実際に工事をする前に家屋調査を実施する
本人 家族 ケアマネ 福祉用具担当者 大工さん
退院時など、できれば病院のリハの先生などがいると安心
これをきちんと行わないと前述したような状況になりかねないのでご注意を